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ピキリ川

ピキリ川のフィッシング

ピキリ川は、ブラジル南西部マット・グロッソ州と南マット・グロッソ州の州境付近にあるクイアバ河の支流である。川幅は、数十メートル前後。水系はラ・プラタ河で、アマゾンではない。この付近はパンタナルと呼ばれる広大な湿地帯(日本の本州ほどの広さ)が広がっている。

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ピキリ川の夕日

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ドラードの炸裂

ピキリ川には、世界のアングラーが憧れる黄金の河の虎ドラードが生息している。体型はサーモン型だが、カラシン類に分類される猛魚だ。金色に輝くウロコが美しく、そして猛烈なジャンプを繰り返して釣り人を魅了する。ドラードは、20キロ以上に成長できる魚だが、ピキリ川の平均サイズは、数キロくらい。10キロ級もいる。

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ピキリ川のドラード

同河川には、ドラードの他にもいろいろなフィッシュ・イーターがいる。流域の最大魚ピンタード(ナマズの一種)もたまにルアーで釣れる。

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ルアーで釣れたピキリ川のピンタード(10月)

またアマゾン水系原産のブルー・ピーコックバスも定着していて、ワンドなどに数が多い。

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ピキリ川のピーコックバス

その他、ジャイアント・イエロー・ピラニア、パクー(イエロー・コロソマ)、ピラプタンガ、カショーロ・ファッコンなどがルアーを襲う。

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ジャイアント・イエロー・ピラニア

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パクー(イエロー・コロソマ)

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カショーロ・ファッコン

ピキリ川地域で特筆できるのが、野生動物の種類と数だ。カピヴァラとカイマンワニはたくさんいる。オオカワウソ、ペッカリー(イノシシの一種)、バク、サワジカなどに会うのは珍しくない。運がよければ、ジャガー、ピューマも観察できる。アナコンダもいる。鳥類では、珍鳥スミレコンゴウインコが多く、トキイロコンドルもたまに見れる。

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パンタナルのカイマンワニの群れ

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ピキリ川のカピヴァラ

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ピキリ川付近のジャガー

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川を渡るバク

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珍鳥スミレコンゴウインコ

川幅は、数十メートル前後のピキリ川に入るには、マット・グロッソ州都ク

イアバ市から陸路数時間かセスナを利用する。川畔にロッジがある。釣りは船外機つきボートからとなる。基本的に1艘2名でキャスティングする。

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ボートからのファイト

タックルは、ハードなバス・タックルが基本。ラインは、50ポンドPEくらい。ナイロンのショック・リーダー使用。ルアーは、中~大型のミノー、トップ・ウォターなど。スピナベが有効なこともある。

ピキリ川・釣りチームは、こちら
ピキリ川・チーム

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ネグロ河

ネグロ河のフィッシング

ネグロ河は、アマゾン本流の北岸にある巨大な支流。その名が示すように、ブラック・ウォーターである。ギアナ高地に源と発し、南東方向に下って、ブラジル・アマゾナス州の州都マナウスのある地点で本流に合流する。

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ネグロ河の夕日

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素晴らしいファイトのピーコックバス

ネグロ河には、何種類かのピーコックバスが生息する。最大になるのは、シクラ・テメンシスという種類である。側面にある3つの黒斑が棒状という特徴を持っている。最大級は、キューマル・アップで、イチマルマルにもなる。重さは10数キロまで達する。フッキングすると、ものスゴい豪快ファイトを演じる。ピーコックバスのワールド・レコード(約13キロ)は、このネグロ河で釣られている。バタフライ・ピーコックバスもいる。こちらは大きくて3キロくらい。

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ネグロ河水系のテメンシス・ピーコックバス

同河川の釣り場は、中流バルセロスの町を中心に広がっている。ポイントは、水路で入るラーゴ(湖沼)、入り江の入り口と奥、点在する岩場など。釣りシーズンは、12月~2月がベスト。

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バルセロスの町の景観

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バタフライ・ピーコックバス

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ネグロ河のラーゴの釣り風景、水面が炸裂する!

マナウスからバルセロスの街まで空路で飛び、現地にあるインフラを利用する。釣りは船外機つきボートからとなる。基本的に1艘2名でキャスティングする。

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ネグロ河の空撮風景

タックルは、ハードなバス・タックルが基本。ラインは、50ポンドPE以上。ナイロンのショック・リーダー使用。ルアーは、中~大型のミノー、トップ・ウォターなど。スピナベが有効なこともある。

ネグロ河・釣りチームは、こちら
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ウァトマン川

ウァトマン川のフィッシング

ウァトマン川は、アマゾン本流の北岸にある支流。水質はブラック・ウォーター。ブラジル北部アマゾナス州の州都マナウスに近い。中流に巨大なリザーバーのバルビーナス湖があるが、釣り場は、その下流。

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ウァトマン川の夕日

ウァトマン川に生息するピーコックバスは、シクラ・テメンシスという種類である。側面にある3つの黒斑が棒状という特徴を持っている。大きさは、ナナマル・アップでハチマル以上に成長できる。重さは最大で10キロくらい。ブラック・ピラニアの数も多い。シルバー・アロワナもいる。

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ウァトマン川のテメンシス・ピーコックバス

同川は、比較的至近距離にある大型ピーコックバス釣り場である。釣りシーズンは、9月~11月がベスト。

マナウスからバルビーナスの街まで陸路で約200キロ。街のホテルに宿泊してから、ウァトマン川に陸路で行き(約3時間)、そこから下流に下って砂浜でキャンプを張る。キャンプの魅力は、朝起きたら、釣り場が目の前にあること。釣りは船外機つきボートからとなる。基本的に1艘2名でキャスティングする。

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ウァトマン川のピラニア

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ウァトマン川のアロワナ

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ウァトマン川のアッパッパー(淡水ニシン)

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ウァトマン川の岸辺

タックルは、ハードなバス・タックルが基本。ラインは、50ポンドPE以上。ナイロンのショック・リーダー使用。ルアーは、中~大型のミノー、トップ・ウォーターなど。スピナベが有効なこともある。

ウァトマン川流域には、刺す虫がほとんどいない。キャンプでも快適な夜を過ごせる。

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ウァトマン川の景観

ウァトマン川・釣りチームは、こちら
ウァトマン・チーム

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バルビーナス湖

バルビーナス湖のフィッシング

バルビーナス湖は、ブラジル北部アマゾナス州の州都マナウスに供給する電力を得るためにウァトマン川に建造された巨大なリザーバーである。2360平方キロ (東京都より大きい)の水面を持ち、熱帯雨林を水没させたため、湖面には枯れた樹木が林立している。

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バルビーナス湖の夕日

アマゾン地域のリザーバーは、建設されて数年たつと、もともと生息していたピーコックバス類が爆発的に繁殖を始める。その後にやや落ち着くが、安定して数が多い。

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バルビーナス湖の釣り風景

バルビーナス湖に生息するピーコックバスは、シクラ・バゾレリーという種類である。側面にある3つの黒斑点が雲紋状という特徴を持っている。大きさは、ロクマル・アップ~ナナマルまで成長できる。重さは最大で5キロくらい。イエロー・ピーコックもいる。ピーコックバス以外では、シルバー・アロワナがいる。また大型のブラック・ピラニアの数も多い。

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バルビーナス湖のバゾレリー・ピーコックバス

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バルビーナス湖のシルバー・アロワナ

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バルビーナス湖のブラック・ピラニア

同湖は、アマゾン・ピーコックバス入門に最適の道場だ。 その理由は数がたいへん多いこと。周年釣りができることも魅力的。他のアマゾンの釣り場に比べ、アプローチが至便。

バルビーナスの街までマナウス市から陸路で約200キロ。街のホテルに宿泊して、早朝に釣りを開始し、夕方にホテルに戻る。あるいは湖畔の釣りロッジを利用する。釣りは船外機つきボートからとなる。基本的に1艘2名でキャスティングする。

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バルビーナス湖のイエロー・ピーコックバス

タックルは、ハードなバス・タックルが基本。ラインは、50ポンドPEくらい。ナイロンのショック・リーダー使用。ルアーは、中~大型のミノー、トップ・ウォターなど。スピナベが有効なこともある。

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バルビーナスの街のホテル

バルビーナス・釣りチームは、こちら
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パンタナル(3)

今回は、パンタナルをとりまく環境など、もろもろのお話しをしましょう。

周囲を高原で囲まれたパンタナル
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ウィキペディアによると湿地とは、『淡水や海水により冠水する、あるいは定期的に覆われる低地のことである。生物、特に水生生物やそれを餌とする鳥類の重要な生育・生息場所となる。』となっています。
平地で水がたまる環境ってのは、周囲が高台になっていることが条件になります。南米大陸の中央部にあるパンタナルは、ブラジル高原や、その一部をなすマットグロッソ高原、アンデスの東の斜面の端っこなどに囲まれています。

ブラジル高原

ブラジル高原の範囲
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高校くらいの地理か地学で楯状地ってのを習ったことないですか? 世界の大陸にある広大なテーブル状の台地のことですね。島国の日本にはありません。南米大陸で中央にデンと腰を据えてるのがブラジル高原(ブラジル楯状地)です。最近は中央高原とも呼ばれてます。一般に楯状地ってのは、岩盤の起源が古くて、ブラジル高原も先カンブリア代(古生代の前)の岩石を基調としてるんですが、ところどころのくぼみに、それ以降の堆積物がたまっている場所も点在しています。

ブラジルのグランドキャニオン

シャッパーダ・デ・ギマランエスの奇岩
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ブラジルのグランドキャニオンと呼ばれているのが、マットグロッソ州クイアバ市の東方(車で1時間くらい)にあるシャッパーダ・デ・ギマランエス高原です。ブラジル高原の台地がパンタナル低地にかかる部分で断崖を形造ってます。台地の上を流れてきたいくつもの河川が、ここで見事な滝となって落下しています。

シャッパーダ・デ・ギマランエス高原の『花嫁のベールの滝』
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化石も豊富

ブラジル高原の西の端、すなわちパンタナルの東方の壁の部分は、パラナ堆積盆地という古生代デボン紀から中生代白亜紀の地層が露出しています。
シャッパーダ・デ・ギマランエス高原では、デボン紀やら白亜紀の化石が産ます。

『花嫁のベールの滝』付近で産出するデボン紀のワンソクガイ化石
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シャッパーダ・デ・ギマランエス高原で化石が産した肉食恐竜ピクノネモサウルスの復元模型
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豊富な湧水地
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パンタナルの一帯は、湧水地が多いことでも知られています。南マットグロッソ州のボニータは、有名な観光地になっていますが、その他にも無名の場所がいくつかあります。恐ろしいほどに水が澄んでいて、魚群と一緒に舞い踊り(タイやヒラメはいませんが……)もできます。
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湿地帯は小魚の宝庫
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湿地ってのは、水が停滞するんで、沈澱で次第に水がキレいになっていきます。パンタナルでは熱帯の陽光が澄水に差し込みますから当然、植物の繁茂が盛んになります。植物&動物プランクトンがたいへん増えやすい環境です、さらにプランクトンをエサにする小魚たちも爆発的に増殖します。

ランバリ
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南米大陸を代表する小魚に、カラシン類のアスティアナックスという魚がいます。現地ではランバリと呼ばれています。

大型魚が暴れるルファーダ

ランバリの魚群
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パンタナルの一角にあるクイアバ河などでは、2月ころの増水期に生まれたランバリが、5月に大量に遡上する現象があります。これをルファーダと呼んでいます。
今はもう魚油ランプなんてものは、ブラジルのド田舎でも使いませんが、昔はルファーダが始まると、河畔の住民は狂喜してランバリを大量に採って利用しました。
大型のフィッシュイーターもルファーダに狂います。いくらでも美味しいエサを飽食できるからです。ドラードやピンタードなどのナマズがそこかしこに炸裂飛沫をあげまくります。ルファーダの規模は年々小型化しているようですが、グランデ・オガワは何回か出会っています。もちろん、そのチャンスにドラードを釣りました。

ランバリの南蛮漬け

ランバリは、ちょっと小骨が硬いですが、美味しい魚です。ブラジルでも中央から南部地方のヒトに人気があって、フリット(から揚げ)がビールのツマミに賞賛されています。

ランバリのフリット
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グランデ・オガワは、このランバリが多量に採れたとき、しばしば南蛮漬けを作りました。レシピは、フリットを醤油、酢、ごま油を混ぜたものに漬け込むだけ。数日以上、冷蔵庫で寝かすと小骨も柔らかくなり、たいへん美味しい肴になります。

付録;パンタナルのピーコックバス
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上の写真は、村越正海さんとブルー・ピーコックバス。撮影は、パンタナルのピキリ川です。もともとラ・プラタ水系には、ピーコックバス類は生息していませんでした。今から20年ほど前、牧場の池で飼っていたものが洪水で逃げ、自然繁殖を始めました。強力なプレデーター(天敵)がいなかったんでしょう。エサもランバリなんかが豊富。結果として爆発的に増えました。ピキリでは、2キロ級がたくさん釣れます。ときどき食用にキープしたりもします。
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定番は昼食用の薪火焼き。持参の冷えた缶ビールが美味い!
プロフィール

グランデ・オガワ

Author:グランデ・オガワ
始めて当ブログをご覧になるかたは、まず記事のイントロダクションをご覧になってください。

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