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その24・・・ピーコックバスの研究(最終回)

結語

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2006年のKullander & Ferreira論文のおかげで、『学名不詳』を余り連発しないで、ピーコックバスの研究をまとめることができるようになりました。おそらく学者さんたちもグランデ・オガワと同じように、ピーコックバス類は15種だけじゃない、と考えていると思います。しかしながら、学術的な研究は、お金が掛かるものです。標本を得るためには、実際に行かなくちゃ学問として成立しないからです。しかし、アマゾンは広大です。資金が足りないと、生半可な研究しかできません。おそらく先鋭的な釣り人のほうが、新種に出会える可能性は高いでしょう。

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貴兄&貴女もグランデ・オガワと一緒にピーコックバスを釣りに行きませんか?

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★グランデ・オガワは、ピーコックバスを釣るフィッシング隊員の募集を行っています。あこがれの『炸裂する河の孔雀』を釣りたいかたは、ぜひメールで相談ください。

grogbr2008★yahoo.co.jp
(★の部分を@に変えて送信ください。迷惑メール対策です)

アマゾン・フィッシングのサイトも見てください。南米各地の釣り場情報が載ってます。
アマゾン・フィッシング
http://www.supermercardo.com/af_002.htm
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その23・・・分布に関する考察

ツクナレ族(シクラ属)の種の分布範囲を決めている要因で、かなり重要と思われるファクターを示唆しておきましょう。そのキーワードは、支流の急流。アマゾン盆地というのは、西東方向の本流に沿った低地であって、北側はギアナ高地、南側はブラジル高原という構造になっています。低地は、氷河時代が残した氾濫原で、支流は幅が広くゆったりと流れています。これを遡ると、高原の斜面に入り、第一の急峻が現れます。シングー河だとアルタミラ下流のカショエイラ・グランデの瀑布、タパジョース河だとイタイトゥーバ上手のサン・ルイス・デ・タパジョースの急峻、トロンベッタス川だとポルテイラの急流がそれに当たります。

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シングー河の急流部

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サン・ルイス・デ・タパジョースの急峻

ピーコックバス族は、この第一の急峻を境に模様替えをします。アマゾンに2つある大型のダム(ツクルイとバルビーナ)は、同じ状況の急流部に作られていますから、ダムの上下で種類が変わります。さらに遡ると、しばらく岩場の急流が続きますが、プラナルト、すなわち高原台地となり、流れが再び緩くなります。ここを境にまた、ツクナレ族は模様替えをします。

ハイランド系・グループの未記載種

タパジョース・ピーコックバス(シクラ・ミリアナエ)に含まれているものに、いくつか未記載種と思われるものがいます。その内の明確なものを1つ挙げましょう。

レッド・ピーコックバス Cichla sp.
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ブラジルでは、ツクナレ・フォゴと呼びます。フォゴとは、ポルトガル語で、「炎」のこと。学者さんは、ミリアナエの亜種と考える場合もあるようですが、グランデ・オガワは未記載新種と信じています。天然分布は、タパジョース河のマット・グロッソ州とパラー州境に近いサン・ベネジット川のみです。

 シクラ・ミリアナエは、シングー河の上流のスイア・ミスー川にも分布すると報告されていますが、これも検証すれば違いがあるかも知れません。
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グランデ・オガワ

Author:グランデ・オガワ
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