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シングー河の地理&地勢


シングー河の流域

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シングー河は、アマゾンの巨大な支流のひとつだ。源流は、ブラジル中央部のマット・グロッソ州、ホンカドール山地の周辺にある。ホンカドールとは、ポルトガル語で「イビキをかくもの」という意味をもっている。これは古くインディオ時代から、そして近代になってからも、この山地のどこかから、イビキに似た異様な響きが聞こえてくることに起因している。
地鳴りの要因は、『地下に宇宙人の基地があるから(笑)…… 』、という一説があって、一帯はブラジルUFOマニアの聖域の一つにもなっている。地下深くの洞窟に、おおいなる大地の精霊が住んでいるというインディオ伝説もあるらしい。この地方で発生した奇妙な新興宗教もある。生まれながらにして神秘に包まれた流れなのだ。

シングーという名の語源には、はっきりした定説がない。おそらく先住民の呼び名だったのだろう。河畔の街アルタミラの観光局が出版した案内本に、「日本の新宮、あるいは神宮と発音がよく似ているのが不思議である」という興味深い記述がある(ホントのお話しでっせ)。おそらく郷土の歴史家の筆だと思うが、よく調べたものだ。しかし、太古の時代に日本人と同じ言語民族が移住して、その名を残したとは言及していない(笑)。
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シングー・マップ

①セッチ・デ・セテンブロ川、②クルエネ川、③タミタトアラ川、④フォン・デン・ステイネン川、⑤イリリ川

最上流部は、クルエネ川とセッチ・デ・セテンブロ川に分岐している。この周辺は、ブラジル高原の一部であるマット・グロッソ高原のテーブル台地上で、流れは比較的穏やかだ。

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ホンカドール山地
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最上流部のセッチ・デ・セテンブロ川

河畔のサン・フェリックス・ド・シングーを過ぎて、最大の支流であるイリリ川の合流点付近は、奇岩帯、激流部、瀞部が交互に現れる。乾期の水は、かなり澄んでいる。一帯は砂金の産地で、先カンブリア代の岩盤からは、古生代初期の火山活動が成因のアメチスト(紫水晶)などの鉱物類も産する。

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アルタミラの街

アルタミラは、流域で最大の街だが、人口8万人ほどの田舎都市。この付近からが下流部となる。現在、この付近で巨大ダム(ベロ・モンチ・ダム)工事が進行中である。町を過ぎてしばらくすると、シングー河はカギ状に曲がっている。この地帯はヴォルタ・グランジと呼ばれ巨大な飛沫が轟音をあげる激流地帯に突入する。

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ヴォルタ・グランジの激流

この急端の難所を過ぎると、流れはウソのように静まる。河幅も広がり、まるで海のような景観になる。ここから下流は、大西洋の潮汐があって、水面が毎日上下する。雄大な河幅の部分は、350キロほど続く。

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ポルト・デ・モス付近の砂浜

東岸にあるポルト・デ・モスの街の付近が最下流となる。そして、アマゾン河本流に南側から流入し、2千キロメートルに及ぶ長旅を終える。
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